イメージ低下で観光危機に災害被災のペルー、チリ CFD取引
イメージ低下で観光危機に災害被災のペルー、チリ
2010/03/10 16:24
【サンティアゴ共同】南米ペルーとチリが水害や地震の自然災害などで相次いで被災し観光イメージが低下、客足が急激に遠のき観光分野への打撃が広まりつつある。ペルーではマチュピチュ遺跡と地上絵で有名なナスカという二大世界遺産が影響を受けており「前例のない危機的状況」(リマの旅行業界関係者)との声が上がる。ペルー観光省によると、昨年、マチュピチュには86万人、ナスカには21万人がそれぞれ訪れ、観光客全体の5割以上を占めた。マチュピチュは1月の水害後に入場閉鎖となり、日本人のツアー予約は9割が取り消されたという。ナスカで2月に遊覧飛行機が墜落し7人が死亡したのも打撃となった。チリでは2月末の大地震とその後の津波で約800人が死亡し略奪も続発。チリ観光当局者は「(自然が美しいチリの)イメージは略奪でずたずたにされた」と話す。各地の今月のホテル予約は半分がキャンセルされ、年間300万人の観光客で20億ドル(約1800億円)の収入予測は目算が大きく外れつつある。
【共同通信】
