CFD取引

DNP、金券向けにリップマン型ホログラムを使用したウィンドウスレッド用紙を開発

2010/03/10 15:40

大日本印刷株式会社(DNP)は2010年3月10日、高度なセキュリティ性が求められる商品券やギフト券などの金券類向けに、リップマン型ホログラムを抄き込んだウィンドウスレッド用紙を世界で初めて(同社調べ)開発した、と発表した。5月よりこの用紙を使用した金券の販売を開始する。リップマン型ホログラムは、特殊な材料や製造技術・プロセスが必要であることから、極めて偽造が困難なものとなっている、上下左右あらゆる方向の視点移動により画像が変化し、よりリアルな立体表現など、意匠性の高い独特の表現が可能となる。そして今回、ウィンドウスレッド用紙を抄造する際に必要な熱や圧力などへの耐性を実現した。リップマン型ホログラムに高精細な平面画像や、サイズ10マイクロメートルの微細な文字、レーザー再生画像を埋め込むことで、さらなるセキュリティの向上が図ることができる。この金券に、光学可変インキ印刷や蛍光発光インキ印刷などの特殊印刷技術や、他の特殊インキなどのセキュリティ技術を組み合わせることも可能。エンボス型ホログラムは、画像を表現するためにアルミなどの銀色の金属反射層を必要とするが、リップマン型ホログラムは、この反射層が不要なため、ホログラム画像の色や下地の色を選択できる。視認性が格段に向上するだけでなく、表現の自由度が増し、高級感やプレミアム性の高い意匠性に優れた金券を提供することができるという。価格は、スレッド幅2mmで500万枚ロットの場合、1枚あたり6.5円(税別)。同社は、この製品を商品券やギフト券などを取り扱う企業に向けて販促し、2011年までに5億円の売上を目指すとしている。また、世界各国の紙幣やパスポートなどへの用途展開を検討していくとのこと。

japan.internet.com